【Salesforce】いわゆる”帳票”を出力する4つの方法

Salesforceからの帳票やエクセルの出力

Salesforceはクラウド型であらかじめデータベースと画面が用意されている非常に便利なサービスですが、日本の企業が大好きな「一括処理」「帳票(エクセル含む)出力」がスクラッチ開発(=一からプログラミングする開発)と比べると見劣りします。

とはいえ、業務を遂行するために帳票はやはり必要です。

当記事ではSalesforceで帳票(エクセル)を出力する方法を紹介します。

Salesforceで帳票(エクセル)を出力する4つの方法

  • 標準のレポートから「EXCEL出力」
  • Salesforceの開発言語のひとつであるVisualforceを使って作成する
  • AppExchange(※AppStoreのSalesforce版のようなもの)が有償/無償で出している帳票出力ツールを使用する
  • Googleスプレッドシートのアドオン機能「G-ConnectorForSalesforce」を使用する

1 .標準のレポートからエクセルを出力

  • メリット:レポートの作り方さえわかればほかに比べて直感的にできます
  • デメリット:毎回レポートから「エクセル出力」を選んで保存先を指定する必要があるのでこれまで帳票出力ボタンでプリンタから出力していたのに比べると手間に感じるかもです。また、一覧形式は出力できますが逆に一覧形式以外は出力できません。(単票形式など)
  • その他:基本的にはレポートの新規作成で、オブジェクトを選択してからレポートを作成しますが、欲しいオブジェクトの組み合わせが標準で用意されていない場合は自分でレポートタイプを作ります。作るといってもGUIベースでできますのでそんなに難しくはありません。リレーションをはった(=参照関係にある)オブジェクト同士ならば3階層までオブジェクトを指定できてレポートに使えます。

2 .Visualforceという開発言語を使って開発する

  • メリット:自由度が高いです。(プログラミングするので当然と言えば当然ですが・・・)
  • デメリット:少しでもレイアウトや出力したい項目に修正が入ると自分たちでプログラムを修正するか、ベンダーに修正してもらう(=コストがかかる)必要があります。
  • 本当にこの帳票が必要なのか?画面を見ることで代用できないか?などを十分に検討の上最後の手段として利用することをお勧めします。

3 .帳票出力ツールを使用する

  • 代表的なサービスに①WingArc1stのSVFや②Smart Report Meister(スマレポ)や③OPROARTSをよく耳にします
  • メリット:GUIベースで、Salesforceのレポートより凝ったレイアウトの帳票を作ることができます。先ほどレポートは一覧のみとお伝えしましたが、例えば見積書のヘッダ部分と見積りの明細を1枚のPDFやエクセルで作成できます。GUIベースですので新規作成や修正も比較的簡単にできます。
  • デメリット:サービスによって異なりますが月額費用が掛かります。また月額の基本料金のほかに何枚出力したかによる従量課金も(確か①と③は従量課金)ありますのでご留意ください。月額で(人数にもよりますが)料金が発生しますがGUIベースで設定ができるので私は好きです(あくまでも個人の意見です)

参考:https://www.wingarc.com/cloud/svfc/salesforce/index.html

参考:https://ncd-service.com/smarepo

参考:https://www.opro.net/solution/

4 . G-Connector for Salesforce を利用する

  • メリット:無料かつ①の標準レポートを利用してスプレッドに出力することができます。つまり標準レポートを作って、それをスプレッド上で「このレポート!」って指定すればレポートの内容がスプレッドに出力されます。さらに便利なのがレポートの指定は初回だけやればOKで、2回目以降はスプレッドにある「更新」ボタンを押すことで最新の状況を反映したものがスプレッドに出力されます。出力方法は2つあり、1つは今書いたレポートを指定する方法、もう一つは少し専門的な知識が必要になりますが、SQLを書く方法です。※SalesforceではSQLではなく、SOQLといってSQLとは少し違った文法となります。
  • デメリット:会社でGoogleスプレッドシートの利用が認められていない場合は利用できません。ただこの場合もOffice365(クラウドにつながるやつ)だと似たようなサービスがあるかもです。
  • おまけ:スプレッドに出力できるので、そのスプレッドを2次加工して少し複雑な帳票くらいなら作成できるでしょう。※2次加工とは、スプレッドの数式やGoogle App Scriptというjavascriptのようなプログラミング言語を利用して他のスプレッドシートに出力したりPDFを作成することを指しています。

当記事ではざっと、Salesforceでエクセルや帳票を出力する際に選択肢となりえるものを概要だけ紹介させていただきました。日々、Salesforceの運用をされている方の助けになれば幸いです。

また、上記の①から④の他の手法もネットなどで探せば出てくると思いますので①~④だけではないことをご承知おきください、例えば、DataSpider CloudでExcel帳票の作成をするなどの記事もございました。詳しくはこちらもご参照ください。
https://base.terrasky.co.jp/articles/3Fq0Y