AppSheet Tips-よく書き方を忘れる数式たちよ集まれ!

みなさま、あけましておめでとうございます,

新年一発目の記事は自分向けの記事AppSheet Tips-よく書き方を忘れる数式たちよ集まれ!です。AppSheet の設定で困った時や書き方を忘れた時にいつでも見返せるようメモ的な感じで書き溜めていこうと思います。

SELECT関数で他のテーブルの値を取得する

例)SELECT(証跡画像[作成日時],[OrderId_発注]=[_THISROW].[orderUniqueId]))

まずは絶対に押さえておきたいSELECT関数です。ポイントは[_THISROW]を利用するということです。

こちらは、取得したい項目を持っているテーブルが、

  1. 現在の(=数式を作ろうとしている)テーブルと参照関係にあるかどうか?
  2. ある場合は、自分が親なのか子なのか?

によって変わってきます。ここら辺は最初はわかりにくいところ特にテーブル同士のつながり(これをリレーションとかテーブル間構成とかモデリングとか言います)はエクセルには出てこないのでとっつきにくいかもしれないですね。でも特に難しくなくエクセルでVLOOKUPを利用している方であれば理解しているも同然ですし特に難しい話でもないので怖がらずに調べてみてください。

AppSheetで言うと、Ref型の列を持っているテーブルが子、Ref型の項目で設定したテーブルが親となります。例えばエクセルで都道府県というシートと市区町村というシートがあった場合、AppSheetでは都道府県テーブルと市区町村テーブルになり市区町村テーブルにRef型の列”都道府県”を作り、参照先のテーブルで都道府県テーブルを指定します。

この時の都道府県を、市区町村をと呼んだりします。

Automationでよく使う、◯◯テーブルの項目△△△が変更されたとき

例:[_THISROW_AFTER].[ステータス]<>[_THISROW_BEFORE].[ステータス]

いっつも[_THISROW_AFTER]の書き方を忘れるのでメモメモ✏️

これは案件テーブルのステータスという値が変更されたら・・・という数式です。

日付の表示変換

datatime型をYYYY/mm/dd HH:MM:SSにする。

日付の形式が M/D/YYYY、時間の形式が HH:MM:SS AM/PM 
表示されるので日本でよく使う形式にする場合はText 変換で処理する必要があります。

TEXT([日時], “YYYY/MM/DD HH:MM:SS”)

最後に

今はまだこれだけですが、この記事に完成はないのでこれからもどんどん書き足していきます。


参考)AppSheetのヘルプページです

https://support.google.com/appsheet/topic/11828091?hl=en&ref_topic=10099895,10173496,10099316,&sjid=12319046860426061724-AP